桑名広域清掃事業組合 資源循環センターとは
桑名広域清掃事業組合 資源循環センターは、桑名市、木曽岬町、東員町のおもに家庭から出る可燃ごみ、不燃ごみ・粗大ごみ、容器包装プラスチックを処理する施設です。敷地内には、可燃ごみ焼却施設、リサイクルプラザ、プラスチック圧縮梱包施設、管理棟などがあります。ごみに新しい命を吹き込み、リサイクルする強い気持ちと自然環境の代名詞「森」をイメージした、「リサイクルの森」という愛称で親しまれています。
リサイクルプラザ
- 不燃ごみ・粗大ごみを細かく破砕処理して、金属などを取り出します。取り出した金属は、リサイクル工場に運ばれ再資源化されます。
- 稼働開始日▶︎平成14年12月1日
処理能力▶︎55t/5時間
処理対象物▶︎不燃ごみ、不燃性粗大ごみ
可燃ごみ焼却施設
- 可燃ごみを安全・安定的に燃やして処理する施設です。
- 稼働開始日▶︎令和2年1月1日
処理能力▶︎174t/日
処理対象物▶︎可燃ごみ
余熱利用▶︎蒸気タービンによる発電
灰 処 理▶︎セメント原料として100パーセントリサイクル
プラスチック圧縮梱包施設
- 容器包装プラスチックを圧縮し梱包して、運びやすいブロック状にします。ブロック状にしたものは、リサイクル工場に運ばれ再資源化されます。
- 稼働開始日▶︎平成20年10月1日
処理能力▶︎17t/5時間
処理対象物▶︎容器包装プラスチック
管理棟
- 体験教室などのイベントや、不要品を交換するモノ・コトショップを開催します。ごみ処理の流れや分別などについて楽しみながら学ぶことができます。
- 主な設備▶︎工房、多目的ホール、展示ホール、大会議室
名称・所在地
名 称 |
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桑名広域清掃事業組合 資源循環センター (愛称:リサイクルの森) |
住 所 |
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三重県桑名市多度町力尾字沢地4028番地 |
電 話 |
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0594-87-5133 |
ご利用案内
リサイクルの森へのごみの持込みについて
【持込みができる日時】月曜日から金曜日 午前9時から午後4時まで
*土曜日・日曜日は休日となります。
【処理手数料】ごみの重量に応じて処理手数料が必要になります。
・100キログラム以下・・・2,000円
・100キログラムを超えるとき・・・10キログラムにつき200円
詳細は
こちらをご覧ください。
施設見学
リサイクルの森には、ごみ処理や3Rを学べる見学者コースが設置されています。
見学案内は予約制となります。お1人からでもお申込みいただけます。
以下の窓口よりお申込みください。
(電話 0594875133 またはファクシミリ 0594875152 )
※ほかのグループといっしょに回っていただく場合もあります。モノ・コトショップ
リサイクルの森 管理棟では、いらなくなったものを持ち寄っていただき、必要な人に譲るお金のいらない不要品交換のお店「モノ・コトショップ」を開催します。
開催日は、ホームページカレンダーおよびお知らせでご案内をします。
【利用できる方】桑名市、木曽岬町、東員町にお住まいの方
使わなくなったけど、まだまだきれいで活躍できる不要品をお持ちください。
取扱いの商品やご利用方法は、詳細ページでご確認ください。
>詳細はこちら
フロアガイド
可燃ごみ焼却施設フロアガイド
気になる見学ポイントを下の名前よりお選びください!
各ポイントの詳しい内容をご覧いただけます。
1F
プラットホーム |
ごみを集めてきたごみ収集車がごみを投入するところです。プラットホームにあるごみ投入扉から、ごみピットにごみを投入します。2階見学者ホールから見学することができます。 |
ごみピット |
集めてきたごみを投入する受入部とごみをためて混ぜる貯留部があります。 容積は約4600立方メートルで、8~11日分のごみをためておくことができます。6階見学者通路から見学することができます。 |
2F
渡り廊下 |
リサイクルの森、可燃ごみ焼却施設への入口は、ブラックライトアートを楽しめる約70メートルの渡り廊下です。夜空に浮かぶのは、モフリンと森の仲間たちです。 |
絵本シアター |
大きな絵本型のスクリーンにモフリンと森の仲間が現れます。可燃ごみ焼却施設見学コースのウェルカムゾーンです。 |
3F
中央制御室 |
可燃ごみ焼却施設の頭脳といえる場所です。ごみ処理の流れ全体を監視しています。24時間交代制で運転員が常駐しています。3階見学者通路から見学できます。 |
焼却炉室 |
焼却炉、ボイラ、エコノマイザ、排ガス減温塔、集じん装置など、ごみを燃やしたり、高温・高圧の蒸気をつくったり、排ガスをきれいにするための機械が設置されています。3階見学者コースから焼却炉室の一部を見学できます。 |
蒸気タービン・発電機室 |
ごみを燃やした熱を有効に利用して高温・高圧の蒸気をつくり、蒸気タービンを回転させます。回転の動力を発電機に送り電気をつくっています。手回し発電機でリサイクルの森に電気をともす体験ができます。 |
6F
天空シアター |
ごみはどうやって、安心・安全に燃やされているのでしょうか。モフリンと森の仲間たちの案内で、ごみを燃やすしくみを、幅約22メートルのスクリーンに投影される映像で学びます。 |
見学者ホール |
ごみをまぜたり、焼却炉に入れるための大きな装置、ごみクレーン・バケットの実物を体感します。 |
見学者ホール(集じん装置・煙突) |
ごみを燃やしたときに出る排ガスは、集じん装置などを通ってきれいにしたあと、煙突から外に出ます。煙突は2炉ある焼却炉それぞれにあるため、2本の煙突が並んで立っているのを見学できます。 |
管理棟フロアガイド
環境への配慮について
リサイクルの森は、地域の環境拠点として安心・安全なごみ処理を行うとともに、ごみを燃やす熱を利用した発電や灰のリサイクルを行っています。
そのほかにも環境に配慮した施設としてさまざまな工夫を行っています。
ハイブリット街灯の設置
- 風と太陽の力を利用した街灯を設置しています。
太陽光パネルの設置
- 定格10kWの太陽光パネルを屋根に設置しています。発電量は、約11,000kWです。
施設内の電気
- 施設内で使う電気は、ごみを燃やすときに出る熱を利用して作った電気を利用しています。
雨水の利用
- 敷地内の緑地への散水は雨水を利用しています。
余熱利用
- 施設内での給湯は、ごみを燃やすときに出る余熱を利用しています。
押して発電するエコリモコン
- 施設内のトイレは、ボタンを押すことで発電するエコリモコンを取り入れています。